EA開発小話

【EA小話】RSIのEAを作ろう第3回

皆様こんにちは~

本日も、EA小話の更新です。
前回”RSIのEAを作ろう”というテーマで第1回第2回を行いましたが、
引き続き今回は第3回をお送りいたします。
今まで行ってきた作業は、短い期間で最適化を行い
期間を長くしたらうまくいかなくなるといったことの繰り返しでした。

第1回、第2回と同じようなことをしてきましたが、
正直言うと単純なロジックを長期間最適化したとしてもものすごく勝てるプログラムにはなりません・・・
2005年1月~2018年5月末までを対象に最適化して一番良い成績をはじき出したとしてもこの程度です。

いかがでしょうか?10年以上も取引しているのに取引回数は148回しかありません。
それに、55回目あたりの残高と125回目あたりの残高がほぼ変わっていないですねよね、
このEA使いたいと思いますか?正直、思いませんよね・・・

では次にどうしたらよいのかを考えていきましょう!
といっても考えればよいことは簡単です。
1.EAの目的を明確にしよう!
2.現状の欠点を探そう!
3.とりあえず改良してみよう!

1.EAの目的を明確にしよう!
実は小話で進めているRSIのEA開発ですが、EAの目的が定まっておりません
というのも、本来であればEA開発は最低限下記のことを決めてからスタートします。
・対象通貨は何なのか(USDJPY、ERUUSD、AUDJPY)
・手法としては何をメインにするのか(スキャルピング、デイトレード、スイングトレード)
・利用する時間足は何なのか

2.現状の欠点を探そう
欠点探しですが、ゴールが明確になってないと探しようがありません。
例えば、スキャルピングで細かい利益を積み重ねよう!と考えている場合
取引回数が少ない(エントリールールが厳しすぎて、エントリーしない)というのは欠点ですね
しかし、スイングトレードで大きい利益を狙おう!と考えているのであれば
取引回数が少ないことは大きな欠点とは言えないですよね?
EAの目的を明確にすることで、何が欠点になるのかも明確になってきますね。

3.とりあえず改良してみよう!
目的と欠点が決まったら、とにかくそれを改良してみましょう!
過去10年分のチャートを見ながらルールが良いものなのか、悪いものなのか自分で判断すると非常に時間がかかります。
そんな時は今まで行ってきたバックテストと最適化で乗り切りましょう!

というわけで、この先何をすればよいかを明確にしたところで第3回を終わりにしたいと思います。

次回はこの小話のRSIのEAの1.2.3を決定する場にしようと思います。

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